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眠くなる訳にいかないけど花粉症が辛い!そんな日はクラリチンを飲もう

花と蜂

花粉症に効果のある薬は多数あり、成分も服用の仕方もそれぞれ異なっています。現在では第2世代抗ヒスタミン薬が良く使用されており、その中の一つであるクラリチンはロラタジンが主成分となっています。

ヒスタミンは悪いイメージが先行していますが、脳内では覚醒を維持するために使われている物質です。そのため花粉症などのアレルギーの症状をおさえるには抗ヒスタミン薬を使用するのが良いのですが、効き目が強くなると薬の成分も強いものとなり、結果ヒスタミンを強く抑えるので覚醒を維持できなくなり眠気が起きてくるのです。

ですので、花粉症を改善するにはある程度の眠気が起きてしまうのですが、抗ヒスタミン薬の中には眠気が起きにくいものも存在しています。

クラリチンは抗ヒスタミン薬の中でも効き目の強さもさほど高くなく、その分眠気も起きにくい特徴があります。そのため処方薬の場合は7歳以上の子供から服用することができる薬です。副作用には、倦怠感や口の乾き、腹痛や吐き気、便秘といったことがあげられますが、眠気がおきにくいため、添付し文書には、車の運転は避けるなどの文言は記載されていません。

効果の強さが一般的なものよりも少ないため妊娠中も服用してよいのか悩みますが、基本的に妊娠初期の段階は薬の服用はしないほうが良いです。妊娠初期は胎児にとって大事な器官を作っているときであり、子供にどういった反応がでるのかわからない部分もあるためです。たとえ毎年薬を服用していても、抗ヒスタミン作用や副作用が強く出てしまうことも多いので、勝手に服用するのは控えてください。薬の説明書にも相談するように記されています。

そして授乳中も母乳から薬の成分が移行する可能性もあるので、服用する場合は授乳をストップさせる必要があります。効き目の強さは弱いほうであっても、薬の成分としては強いものであるので注意が必要なのです。

クラリチンは市販薬としても販売されています。1日1回1錠をできれば食後に服用するようになっていますが、毎日同じ時間帯であれば就寝前でなくても大丈夫です。自分で服用する時間が決められるのがクラリチンの魅力であり、飲み合わせなどの心配も少ないです。

ただ、強さはあまりなくても抗ヒスタミン剤は含まれているので、市販の風邪薬や鼻炎薬、咳止めといったものと飲み合わせてしまうと作用が高く出てしまい、眠気が起きることがあります。市販の風邪薬には抗ヒスタミン薬が含まれているものがあるので成分や注意書きをよく見るようにしてください。なお、子供が服用することの多い乗り物酔いの薬にも同成分が入っている可能性があり、眠気を生じてしまうことがあります。

クラリチンは花粉の症状はおさえながら、眠気も起きにくい薬のため、大切な会議など集中力が必要な時に効果を発揮する薬です。即効性はありませんが、確実に効いていく薬であるので効果が出にくいからと言って多めに服用することはしないようにしましょう。