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花粉症内服薬の中でも優等生ザイザルは就寝前に一回飲めば効果あり

花粉が乗っているお椀

花粉症の内服薬として知られるザイザルはジルテックのジェネリック医薬品で、ジルテックの主成分がセチリジンであるのに対し、ザイザルの主成分はレボセチリジン塩酸塩です。ジルテックは抗ヒスタミン薬の中でも最強と言われるほど、効果が短時間で出やすい特徴があり、効果が出る分副作用として眠気の強さもあったのですが、こういったジルテックの欠点を改良してできたのがザイザルです。

ジルテックは、服用してから約40分で効果が現れ、薬の吸収性が大変高いことで知られています。薬の吸収性が高いということは脳への移行もしやすく、第2世代抗ヒスタミン薬でありながら、眠気がかなり出てしまう薬でもあります。眠気が出てしまうけれど早めに効果を感じたいという場合に、ジルテックは向いています。

ザイザルの主成分であるレボセチリジン塩酸塩はアレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹や皮膚のかゆみに効果が出る特徴があります。咳を鎮める作用もあり、1日1回1錠を服用することで24時間連続して効果が持続することができます。

副作用としては倦怠感や口の乾き、吐き気などがあり、まれに浮動性のめまいを感じることもあります。そして重大なものとしては、肝機能障害やアナフィラキシーなどを起こすことがあり、幻覚が見えることもあります。眠気が若干強いので、車の運転や危ない機械の操作、高所での作業といったものは基本的に控えたほうが良いでしょう。

副作用に関しては、他の抗ヒスタミン薬においても重大な副作用が出る可能性はあり、ザイザルばかりではありません。そしてザイザルはジルテックを改良したものであるので、眠気の副作用と効き目の強さのバランスが大変良くなっており、効果も出したいがあまり眠くなりたくない、という場合に適しています。

なお、ザイザルの場合、ぜんそく治療薬として使用されることの多いテオフィリン系の薬との併用はできません。併用すると薬の相互作用が強く出てしまうからです。このほかにも併用してはならないものがあるので、使用する場合は医師と相談をし、どの薬なら大丈夫なのかを確認するようにします。

花粉症やダニやほこりのアレルギーの場合、朝に症状が重くなることがあります。これをモーニングアタックと呼びますが、モーニングアタックを改善するには、ザイザルを就寝前に服用することが大切です。就寝時間の前に服用することでちょうど朝起きるころに血中濃度がピークとなり、効き目が十分に表れてから朝を迎えることができるからです。その後持続していく力も強いので、再び薬を服用する必要はありません。

持続性や副作用の出方、効果と副作用のバランスの良さはジルテックにはないものです。他の薬と比べてもちょうど真ん中の位置に存在している薬なので、正しく服用することによって、日中の眠気もさほど気にならないことが多いです。日中の生活を快適に過ごすためにもザイザルを就寝前に服用すると良いでしょう。